コスメ クリームの画像

コスメ クリームの画像

コスメには、たくさんの成分が配合されています。

その中の一つ、パラベンは保存料、防腐剤として多くの化粧品に使用されていますが、
「パラベンが入っている」と聞くと、良いイメージを持たない方も多いと思います。

コスメを製造・販売しているメーカーもそのことを感じとっているからか、わざわざ
「パラベンは使用していません」
と表記しているところもたくさんありますよね。

他にも気をつけなければならない成分もたくさんあるのに、
何故パラベンが特に悪者扱いにされているのか探ってみました。

「表示指定成分」102種の中にパラベンの名前が。

コスメ ローションの画像

それは旧厚生省が
アレルギーが発現する「可能性」があるとして、
消費者に注意を促すことを目的とした「表示指定
成分」102種の中にパラベンが入っていたからです。

現在、化粧品には3000種以上の成分がありますが、
表示指定成分の中にも、また表示指定成分以外にも、
毒性の低いものから高いものまであるので、
表示指定成分の中に入っている成分だから危険、
表示指定成分の中に入っていない成分だから安全、
とは一概には言えません。

その良い例がフェノキシエタノールという防腐剤。

同じ防腐剤でありながら
「パラベンより悪い印象ではない」
ということで、このフェノキシエタノールを配合している化粧品も多いのですが
防腐効果が弱いためにパラベンより多くの量を入れないと効果が発揮されない、という話。

(と言ってもパラベンもフェノキシエタノールも上限配合量が全体の1%まで、と決まっていて、
パラベンは日本の化粧品の場合、「0.○%」とか超極少量しか配合していないことがほとんどらしいです)

しかしパラベンによってアレルギーを発症してしまう可能性も本当にわずかながらあります。

環境ホルモンの疑いも完全には否定できていないのが現状なんですね。

コスメ オールインワンジェルの画像

それならばいっそのこと、化粧品に防腐剤なんか
使わないようにしたら・・・?

確かにそれができるなら一番いい方法ですよね~。

でもちょっと考えてみてください。

例えば野菜や果物。

これらの物は放っておくと、1日ごとに少しずつ鮮度が失われ腐ってきますよね。

防腐剤が入っていない化粧品もこれと同じだと思うんです。

しかも一日か二日で食べてしまう野菜などと違い、使い終わるまでに何カ月とかかる化粧品。

その化粧品が常温(温度が常に変化している室内。特に夏とか)で、しかも腐りもせずに
そのままの状態が保たれているのは、防腐剤が細菌などの繁殖を抑え、
きちんとその仕事をしてくれているからなのです。

パラベンは確かに表示指定成分の中の一つなのですが
しかし毒性や皮膚刺激が極めて低いと、たくさんの研究からも確認されています。

そのうえ非常に少量でも十分にその効果を発揮できることと、
安定性に優れているので、
信頼できる防腐剤として多くの化粧品に配合されているのです。

ラ ロッシュ ポゼ(敏感肌用スキンケア)